消防の大きな仕事のひとつに「予防」というものがあります。
「予防」というのは火事や事故が起こらないようにするということです。
また、火事などが起きてしまっても被害をなるべく小さくするという意味もあります。
例えば、みんなの家にある住宅用火災警報器も「予防」の仕事のひとつなんだよ。
みんなが寝ている時や、コンロの火から目を離した時に火事が起きてしまったら、警報がなって火事を知らせてくれるんだ。
そうすれば早く消火したり、逃げたりする事ができるよね。
もしまだ、家に警報器がない場合は、お父さん、お母さんに警報器をつけてもらってね。

さて、「立入検査」ってどんなもの?というと、みんなの学校やスーパーに置いてある消火器や誘導灯を私たち消防士が訪問して検査する、というのが立入検査です。
消火器や誘導灯が故障していたり、ちゃんとした場所に置かれていなかったりすると、なにか災害が起きた時に、消火するのが遅くなったり、逃げるのが遅くなったりします。
そうならないように私たち消防士が定期的に検査を行っているんだよ。

立入検査はみんなが「安心・安全」に外出先などで過ごすことができたり、火事や地震等の災害が起きた時に、被害をなるべく小さくできるようにという思いをもって行っているんだよ。
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